今日からキミと
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詳しくはお知らせ(9/4掲載)を御覧ください。


   今日からキミと、[33/33]



 


「帰ったら、仕切り直しってことでみっちりやるからな」

「仕切り直し?何を」

「せっかくまた家庭教師としてお前ん家行くようになったんだ。勉強教えないんじゃ、おばさんに怒られるだろ」



うん…
まあそうですけれども。





「だからって、ダラダラ続けていくようじゃ意味ないし。これからちゃんとやっていきますよっていう意も込めて、今日はとことんやる」

「………」



ムスッと頬を膨らませば、あからさますぎると軽くげんこつされて。



ただ、柊が家庭教師として家に来てくれるということは、柊に会える機会も増えるということ。

それに関しては、素直に嬉しい。







「…わかった。頑張る」

「お、偉い偉い」



口を尖らせながらもそう宣言すると、柊はわたしの頭にそっと手を置いた。





「んじゃ、改めて。恋人兼家庭教師として、今日からよろしくな?朱美」





…ああもう。

そんな風に笑われたら、嫌なんて言えないじゃん。

どうしたって、このドキドキは止めることはできない。









「……柊」

「ん?」

「ずっと、だからね?」



少しだけ俯いて小さくそう言えば、柊は一瞬目を見開いて。

すぐにその目を細めた。








「…ああ、ずっと傍にいるよ。お前に家庭教師が必要なくなっても…な」





微笑む柊につられてわたしも笑う。



そしてお互いに、繋がれている手に力を込めた。










─おわり─





 



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