今日からキミと


    気持ちを繋いで[19/19]



 


「…ッいいよ、言うよ!言ってやるよ!」



もう、こうなったら自棄だ。





「わたしは、柊のことが好き───」






……告白の途中で、柊の口元がまた笑うのを見た。



そして、さっき言ってなかった2文字を言葉にした直後、唇には柔らかい感触。



わたしの口を、柊の唇が、本当に塞いでしまった。

















「…よくできました」

「……ッ!」



すぐに唇を離した柊は、鼻と鼻が触れそうな距離で、満足気に笑って。



まるで赤ちゃんをあやすような、子どもを褒めるような手つきで、わたしの頭を撫でる。





「かわいいなあ、朱美は」

「こ…子ども扱いしてるでしょ」

「ん、そう思う?」



手元のブランケットを強く握りしめ頷く。

柊はぷっと吹き出して。





「…じゃ、そんな考えが微塵も出てこないようにしてやるよ」

「え……」



そうしてまた、捉えられた唇。



びっくりしたけど、今度はぐっと後頭部を押さえられていて、逃れることはできず。



だけど…
優しく包み込むようなキスからだんだんと離れたくなくなって。



わたしはゆっくり目を閉じた。









 



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