今日からキミと


         危機[2/25]



 










「あー食べた食べた!」

「ごちそうさまでした、っと」



ここのオープンキャンパスでは学食を体験できるということで、正午を過ぎた今、学食内は高校生であふれている。


わたしは最後の一口を食べ終わり、箸を置いた。





「ね、朱美」

「なに?」

「なんかさ…良いことなんだけど、以外と何もないね」

「ああ、そういえば…」



思い返してみれば、ここに来て3時間ほどしか経ってないものの、誰かが柊に対することでわたしに何か言ってくるというのは、今のところない。



写真を撮られてるらしいから気付かれてしまうんじゃないかと思ってたけど……とりあえずよかった。





「まあ思ったより大学生との交流ないもんねー。なんか普通に講義やってるみたいだし」

「うん…ひとまず安心したよ」



わたしの言葉に、梨恵は「そうだね」と笑顔で頷いた。





「……あ、」

「ん?どしたの朱美?」


 



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