今日からキミと


  幸せ、ときどき不安[2/20]



 













「うー…しぬー……」



唸りながら机に顔を伏せると、教科書で頭を軽く叩かれて。

頭上からはため息が。





「なーにうなだれてんだよ。まだそれ解き終わってねえだろ」



呆れてる様子の柊。

わたしは伏せたまま口を尖らせる。



「…あーあ…何で夏休みまでこんなに勉強しなきゃいけないんだろ…」

「それは朱美が馬鹿だからだろ」

「うっ…」



反論できない…
だって事実だもん…!





「……つーか、俺との勉強が嫌なの?」

「へ?」



ふてくされたような声が聞こえて顔を上げると、柊が何故かじっとわたしを見ていて。
しかも真顔で。





「ち、違っ…柊との勉強は、嫌とかそんなんじゃ……むしろ会えて嬉し…」



そこまで言い掛けてハッとする。

今わたし、すごく恥ずかしいことを言いそうに…!


 



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