今日からキミと


     あふれる想い[20/20]



 


冷静になってみると、自分がむきになり過ぎだったことに気付く。

なんで、わたし……









「…す…き……?」





わたしが柊のことを





好き───…?









そう思ったのを頭を強く左右に振ってかき消す。



違う。好きなんかじゃない、あんな男のことなんて。



名前を呼ばれたら、笑顔を見せてくれたら嬉しい。
他の女の人の名前を呼ぶのを聞いたら、他の女の人と一緒にいるのを見たら、関係ないと言われたら苦しい。





でも違う。この気持ちは……違うはず……










「…あり得ないって……」



──そう呟き、膝を抱えて俯いた。


 



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