今日からキミと


     家庭教師の妹[22/22]



 


「バカ、そこは自分が会いに行くって言っとけ。もうすぐ退院できるんだから」

「え…そうなの?」

「あ、はい!まだ予定なんですけどね」



そう言って笑顔になった美於ちゃん。
この笑顔、なんだかホッとする。





「…じゃ、またな美於。浮かれてまた拗らすようなことするなよ」

「わかってるよーだ!朱美さん、またねー!」



柊にはベーっと舌を出して。わたしには笑顔で手を振ってくれて。

そしてわたしたちが帰るのを知った子どもたちが再び集まって、その子たちに見送られて病院を出た。





「…美於ちゃん、可愛いね。しっかりしてるし」

「あー…まあしっかり者すぎてこっちが困ることはあるけどな」



若干呆れながら、でも笑顔で言う柊。


なんというか…すごい兄妹だよね。感心する。
美於ちゃんに言われたこと、ちゃんと守らなきゃ。


 



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